【練習日誌】雨の日ロード単独ロング走。マラソン総合力を高める「水のみ30km」の狙い
みなさん、日々のトレーニングお疲れ様です。
先日、予定していた「ロード+トレイル」のミックスロング走を、急遽「完全なロードのみのロング走」へとメニュー変更して走ってきました。

理由は、前日の雨。トレイルの悪路による足元のリスクを避けるための判断でしたが、それ以上に「ロードでの長距離走は、マラソンにおいて絶対に外せない基礎であり主軸である」と考えたからです。
当日の天気は曇りときどき小雨。気温も低く、ランナーにとっては絶好の走り込み日和でした。そこで今回は、あえてエネルギー補給を一切行わず、「水のみ」で30km以上の距離に挑むことにしました。
今回の練習の主な目的は、次の3点です。
• 脂質代謝優位の身体づくり

給水を水のみに限定し、30km以上の距離をノンストップで走り切ることで、体脂肪を効率よくエネルギーに変換できる「マラソンに特化した身体」へ刺激を入れます。

• マラソン感覚の維持
オフシーズンに近いこの時期であっても、ロード特有のタフな感覚や足並みを、脳と筋肉にしっかりと覚え込ませておきます。
• 柔軟なペース設定
設定タイムをガチガチに固めるのではなく、その日の体調に合わせて「気持ちよく刻める最速の巡航ペース」を探ります。
走り始めの感覚は、可もなく不可もなく。強い疲労感はないものの、特別に身体が軽いわけでもない、いわゆる「ニュートラル」な状態からのスタートでした。しかし、ここからの粘りこそが今回の本質でした。
最近取り組んでいたロード+トレイルの練習と比べると、ロード単独のロング走は信号待ち以外で立ち止まることがありません。常に同じリズムで、同じ筋肉を動かし続けることになります。

そのため、25kmを過ぎたあたりから、ジワジワと脚と心肺に強烈な負荷がかかってくるのが分かりました。この「ごまかしの利かないキツさ」こそが、フルマラソン後半の壁を乗り越えるために絶対に欠かせない要素なのだと、改めて身体が思い出してくれた気がします。
マラソンは、単なる心肺機能や筋力だけでなく、エネルギーの代謝システムや精神力も含めた「総合力」の勝負です。
これからも一つの練習型に固執することなく、身体にさまざまな刺激を与えながら、引き出しを増やすためのトレーニングプランを組み立てていきたいと思います。
みなさんも、季節や天候に合わせた練習を楽しんでいきましょう!
