【実走レビュー】ミズノ ネオゼンはジョグを極上の楽しさに変える神シューズ!メリット・デメリット・ターゲットを徹底解説
夏の暑い時期は、どうしてもペースが上がらずジョグの比率が高くなりがちですよね。ですが、暑い時期に限らず、日々のトレーニングの7割〜8割を占めるのはやはり「ジョグ」です。
私自身、その日の体調や狙うペースに合わせてジョグシューズを使い分けていますが、数ある手持ちのシューズの中でも圧倒的に出番が多く、お気に入りなのがミズノの「ネオゼン(NEO ZEN)」です。
今回は、月間400kmほど走り込む中で感じたネオゼンの魅力、気になるデメリット、そしてどんなランナーにおすすめなのかを本音でレビューします!
1. サイズ感とフィット感:足と靴が一体化する包み込み感
普段のシューズサイズは26.0cm〜26.5cmですが、ネオゼンは26.0cmを選択しました。
私自身ジョグ用シューズはゆったりした方が好みで、ネオゼンに関しては26㎝でもややゆったりして私の足には丁度良かったです。
ネオゼンで特徴的なのが、アッパーとシュータンが一体化したいわゆる「ブーティ構造(ソックス型)」のアッパーです。実はこの手のタイプを履くのは初めてだったのですが、フィット感がとにかく素晴らしいの一言。足を入れた瞬間、足全体を吸いつくようにしっかりと包み込んでくれる極上のフィット感を味わえます。
2. 反発力と助力感:未体験の柔らかさと「グニュッ、ポンッ!」の跳ね感
引用元:MIZUNO:公式オンライン
ミッドソールに採用されている新素材「MIZUNO ENERZY NXT」の反発感が実に秀逸です。
接地した瞬間に「グニュッ」と沈み込み、そこから「ポンッ!」としっかり押し出してくれる感覚。これまでに履いたどのシューズとも違う、柔らかく弾むようなクッション性を持っています。
感覚に鈍感な方でも一歩目で「おっ、跳ねる!」とハッキリ体感できるレベルです。走るのが少し億劫な日や気が乗らない日でも、ネオゼンを履いて走り出すと自然とテンションが上がり、走る楽しさを思い出させてくれます。
3. 正直に語るネオゼンのデメリット
これだけ魅力的なシューズですが、個性が強いぶん明確なデメリットも存在します。
① とにかく履きにくい

アッパーとシュータンが一体化しているため、足を入れてしまえば最高のフィット感を得られる反面、脱ぎ履きはかなり大変です。急いでいる時などは少しストレスを感じるレベルで履きにくい点には注意が必要です。
② 低速域でのグラつき(安定感の欠如)
一番気になるのが低速での安定性です。キロ4分30秒前後の引き締まったペースであればグラつきは気になりませんが、それ以上のゆっくりとしたペースになると、着地時に足元がぐらつく感覚があります。
③ 高回転(ピッチ型)の速い動きにはついてこない
インターバル走やウインドスプリントのように、足を素早く回す動きには対応してくれません。ピッチを上げて強引に足を回そうとすると、シューズが足の動きに追いついてこない感覚を受けます。
ウィンドスプリントなどの足を速く回すような動きには向きません。
このシューズは足を素早く回す走り方よりも、しっかりと体重を乗せて踏み込み、ミッドソールの反発を素直にもらう走り方に向いています。
4. おすすめの使用用途とターゲット層
ベストな使用用途
- 適したペース:ビルドアップジョグ、やや速めのジョグ〜レースペース(キロ4分45秒〜)
- •不向きな用途:LSD(超ゆっくりジョグ)、インターバル走、スピード練習
ゆっくりすぎるジョグでは安定感が不足し、レースペース以上のスピード域ではシューズがついてきません。「少し高めの強度で行うジョグ」から「中強度レベルのランニング」までが最もネオゼンのポテンシャルを発揮できるゾーンです。
どんなランナーにおすすめ?
※上記はあくまでも私の主観での感覚になります。
柔らかさと跳ね感が強い反面、着地をコントロールするための「ある程度出来上がった強い脚」が必要です。脚ができていない段階で履くと、グラつきによってケガにつながるリスクもあります。
まとめ:好みが分かれるからこそハマると抜け出せない一足!
ミズノのネオゼンは、コスパ、クッション性、フィット感のどれをとっても最高レベルの仕上がりです。ゆっくり走る層向けというよりは、しっかりと走り込んでいるランナーの「ジョグの質とモチベーションを高めるための兵器」と言えます。
今までのミズノのイメージを覆す非常に個性の強いシューズなので好き嫌いはハッキリ分かれますが、ハマる人には間違いなく大刺さりします。
「今日のジョグ、ちょっと気が乗らないな…」という日こそ、ネオゼンを履いて走り出してみてください。気づけば走るのが楽しくてたまらなくなっているはずです!
(※現在は後継モデルの「ネオゼン2」も発売されているので、初代の履き心地が好きだった方はぜひチェックしてみてください!)

